”美しき花を描く”と題し、自作の絵画作品をまとめてみました。
油彩、アクリル・水彩画で構成しています。
私は桜など花の風景を描くのが好きです。
花には様々な色があり、単調になりがちな風景にアクセントを与えてくれるからです。
作品を楽しんでもらえれば幸いです。
「福家佳則」絵画作品集 ”美しい花を描く”
幸いにも日本では、一年中、花が楽しめます。
春はボケの花に始まり、梅から桜。ああ、日本に生まれてよかった。🙏
そして、菜の花、チューリップ、ネモフィラなど、色鮮やかな花たち。
梅雨時には、なんといってもバラと紫陽花でしょうか。
夏にはラベンダーやひまわりなど、北海道の広大な地に咲く花も魅力的。
秋は物悲しいコスモス、冬は凛とした椿がいいですね。
南の島ではハイビスカスやブーゲンビリアが元気をくれます。
私の頭に浮かぶのは花瓶の花ではなく、屋外の花が咲く風景ですが。🤗
これからも花をどんどん描いていきたいものです。
花を風景画と静物画に!
花と言えば、花瓶に生けた静物画が多いのでは?
私はそんな静物画も鑑賞しますが、好んで描くのは風景画です。
静物画も描いてはいますので、今回は花の風景画と静物画をご覧いただきます。
今のところ、私には静物画を描く意欲が薄いようです。時には静物画にもチャレンジしたいものです。
花の風景画
油彩で桜の風景を描く
香川県丸亀市にある丸亀城(亀山公園)の桜を描きました。
丸亀城は、県内にある桜の名所の一つです。
ここは城の高い石垣が魅力ですので、桜と石垣を入れて絵にしました。
石垣を寒色系にして、桜の浮き上がって見えるようにしています。
こちらは、桜をズームアップして描いてみました。
夕暮れの雰囲気で背景を赤紫〜ピンクにしています。
緑の葉っぱ以外は同系色にして一体感を持たせています。
油彩でハイビスカスの風景を描く
南西諸島に行くと、そこかしこにハイビスカスを目にします。
この絵は、竹富島で見かけた風景です。
石塀の上にハイビスカスが植わっていました。
白い「石灰岩の石塀と漆喰屋根」vs「赤い花」の対比が素敵だったので描きました。
こちらは加計呂麻島で見かけた風景を参考にして描きました。
ガジュマルが大変魅力的でしたので、沖縄風の家やハイビスカスを加えて絵にしました。
ピンクと緑は反対色なので、引き立てあいますね。
花の静物画
先ほどの通り、私は静物画を描く機会が少ないです。
ただ、花には微妙なグラデーションや透明感があり、非常に着彩の勉強になりますので、練習を兼ねて描いています。
油彩で花を描く
これはテンペラ画の練習で描いているものです。
テンペラの白と油絵の具で描いています。
実はまだ途中なのですが、これで完成でもいいような。
完成したら差し替えるつもりですので、ご勘弁ください。
テンペラの白を使うと、落ち着いた中にも強烈な印象が得られるので、最近はすっかり気に入っています。
これは、グリザイユ技法で描いた「ユリの花」です。
基本的に花の白は、石膏地の白を生かして描いたものです。
グリザイユ技法に興味がある方は、こちらもご覧ください。
アクリルで花を描く
この絵では明暗と鮮やかな色で花を表現しました。
背景や花瓶をかなり暗くして、花を浮き上がらせています。
花には、白〜黄色の光が当たっています。陰は青で表現しています。
詳しくは、こちらのページをご覧ください。
水彩で花を描く
ひまわり
ひまわりは夏の光の代表です。ひまわりの花が強烈な印象を与えているような絵を描きたいものです。
この絵では、花のオレンジと背景の水色が暖色と寒色の関係、さらに互いに補色の関係でもあります。
ひまわりの花が、引き立って見えますでしょうか。
バラ
この絵は背景をぼかして彩度を落とし、花に焦点が当たる絵にしています。
先ほどのひまわりと同様に、バラの赤と葉っぱの濃い緑が暖色と中間色の関係、さらに互いの色が補色の関係でもあります。
そうすることで、美しいバラが浮き上がって目に飛び込むように配慮しています。
狙い通り表現できているでしょうか。
透明水彩に興味のある方は、こちらのページも!
最後に
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
こんな感じで、他にも自作絵画を紹介しています。
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「風景画の旅」と題して、各地の素敵な風景と自作絵画を動画にしてYoutubeに投稿しています。
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