“高梁市”を描く 吹屋ふるさと村と備中松山城  風景画の旅へ

”高梁市”岡山県をご存じすか。

歴史満載で絵になる素敵な町です。

“高梁市”へ風景画の旅に出ませんか!

中でも、この2カ所が超おすすめ。

石州瓦とベンガラの赤い街並み『吹屋ふるさと村』と雲海に浮かぶ天空の山城『備中松山城』。

江戸、明治時代に包まれます。

日本の魅力満載 ”高梁市”
絵になる風景を探して

この旅の後、アクリルで2作品を制作しました。

ここでは、旅の風景の一端と自作絵画を紹介させていただきます。

なお動画にしてyoutubeにも載せています。

下にurlをつけておきますので、クリックしてみてください。

高梁市公式ホームページ

吹屋ふるさと村 ”高梁市”

高速道路を降りてしばらく里山を走って行くと、標高500mの高原に忽然と「赤い街並み」が出現します。

けばけばしい看板の並ぶ観光地のそれとは違い、まるで明治時代にタイムスリップした気分です。

ここが、江戸末期から明治にかけて豪商達が後世に残した文化遺産です。

かって当地は弁柄(ベンガラ)と銅(アカがね)生産で繁栄した鉱山の町でした。

最盛期には1200人が鉱山で働いていました。

吹屋で生産されたベンガラは社寺建築や焼き物・工芸品の顔料として全国に流通していました。

吹屋は町全体の景観が赤で統一されています。

屋根には山陰地方で使用される赤い石州瓦が用いられ、建物の外観には赤いベンガラの彩色が施されています。

豪商達の町作りに対する思いが感じとれます。

芸術的なセンスも併せ持っていたのでしょうね。それとも、鉱山開発という過酷な業種、宗教的な配慮から赤を好んだのかも知れません。(元同業トンネル屋の勝手な私見😂)

みやげ物屋さんがありましたので、記念にベンガラ染のマフラーを一つ買いました。

”高梁市”
吹屋ふるさと村
”高梁市”
吹屋ふるさと村 通り
”高梁市”
吹屋ふるさと村 旧商家
”高梁市”
吹屋ふるさと村 ベンガラ染め

作品/アクリル画 「吹屋ふるさと村」

みやげ物屋さんの並ぶ街並みを描きました。

過去と現在が共存して、まだ人々の営みが続いているように感じられる、こんな風景が気に入りました。

ヨーロッパの古い建物は今も内装などをリニューアルしながら使用されています。

私は古代遺跡のようなものよりも、そういった生活の匂いを感じられる所に惹かれます。

”高梁市”
アクリル画 吹屋ふるさと村

旧吹屋小学校について

町に隣接する旧吹屋小学校。明治6年に開校し平成24年3月末までは現役最古として実際に使われていたとのことで、驚きです。

思い出せば、私の通った小学校も木造で、中学も近隣中学が統合されるまでは木造校舎でした。なんとなく暖かくアットホームな木造校舎の雰囲気が好きでした。鮮烈に覚えています。

余談ですが、中学1年に転校してきた友人とは未だに交流が続いており、月に1回一緒に飲んでます。早、半世紀以上が過ぎました。🤗

私が吹屋に訪問した日には、残念ながら保存修理工事が行われており、仮囲いで覆われてその姿を見ることが出来ませんでした。

2022年4月21日に再公開とのこと、その際には是非とも訪問して描いてみたいです。

”高梁市”
修繕中の旧吹屋小学校

備中松山城と城下町
”高梁市”

備中松山城は高梁市街地の北に位置し、臥牛山小松山(標高430m)の山頂付近にあります。

8号目までは「マイカーまたは登城整理バス」(時期によって交通規制あり)を使って登れますが、そこからは急な山道を歩いて登るしかありません。

道は一応整備されており約20分ほどですが、結構息が切れます。途中で引き返すなんて方もおられるようです。それだけに壮大な石垣が見えてくると感動もひとしおです。

備中松山城は現存する12カ所の天守の一つで、唯一の山城です。

ここは鎌倉時代に築城され、修復を経て現在に至ります。

当地は、「山陰と山陽を結ぶ道」と「東西の主要街道」が交差する要衝であったため、戦国時代は城主が目まぐるしく変わりました。

ここの見所はなんと言っても、「切り立った岩盤」と「それに張り付くように積まれた複雑な形状の石垣」です。

「難攻不落の名城」と言わしめただけのことはあります。平地の城とは違った山城独特の猛々しい美しさを見ることが出来ます。

9月下旬から4月初旬(特に10月、11月)には雲海に包まれた幻想的な風景が見れる日があります。

写真などで有名ですね。残念ながら私は見れませんでしたので、こちらを!

備中松山城をガイドと歩く

”高梁市”
備中松山城 登山道
”高梁市”
備中松山城 石垣
”高梁市”
備中松山城
”高梁市”
備中松山城

作品/アクリル画 「備中松山城」

私が選んだのは、備中松山城に訪れる人がまず最初に目にする巨大な石垣です。ほかで良く目にする整然とした石垣ではなく、荒々しく素朴で、自然の一部のような石垣を大変気に入りました。

石垣を描こうと数年前にいくつかの城を巡りましたが、今ひとつ描きたいと思えるものではありませんでした。

稚拙な絵でも風景が歴史を語っています。

竹田城の石垣も魅力的なので、いつか描こうと思っています。

”高梁市”
アクリル画 備中松山城

これから城下町へご案内

かっての城下町にもいくつか見所が残っています。見所は全て近接していますので、歩いて2,3時間程で観て回れます。是非ともこちらも!

  • 頼久寺  さつきが咲く頃の日本庭園が有名
”高梁市”
頼久寺
  • 高梁基督教会堂  明治22年の建築 現存する県下最古の教会
”高梁市”
高梁基督教会堂
  • 武家屋敷  江戸時代に建てられた2件の屋敷を観ることが出来ます。「映画:男はつらいよ」のロケ地にもなっています。
”高梁市”
武家屋敷
  • 点在するなまこ壁の町屋
”高梁市”
なまこ壁の町屋
  • 外堀の名残り 新たに整備された水路
”高梁市”
外堀の名残

最後に

こういった素晴らしい歴史遺産を見て歩くと、これまで保存に携わってこられた多くの方々のご努力に敬服するばかりです。ありがとうございます。

他にもこんな風に、私の「風景画の旅」を紹介しています。

海外バージョンもありますので、是非とも覗いてください。

素敵な「風景画の旅」をご紹介

Youtubeにも投稿

素敵な風景と自作絵画を動画にしてyoutubeに載せていますので、クリックしてみてください。

グランfチャンネル「風景画の旅」

もちろん、高梁市もあります。

ABOUT US
グランFgranf1765
第二の人生に入り、軽い仕事をしながら、風景画を描いて過ごしています。現役の時に絵画を始めてから早10年以上になります。シニアや予備軍の方々に絵画の楽しみを知っていただき、人生の楽しみを共有できればとブログを始めました。