”京都の桜を描く”嵐山から嵯峨野へ「風景画の旅」!

風景画の旅”京都の桜を描く”

”京都の桜を描く”をテーマに、絵になる景色を探して嵐山・嵯峨野を旅しました。

渡月橋から天龍寺、二尊院をへて愛宕念仏寺まで、流石に想像を超える絶景が待っていました。

あなたも桜の京都へ「風景画の旅」に出ませんか。

きっと描きたい風景に出会えますよ。

YOUTUBEで自作絵画と共に素敵な風景をたくさん紹介していますので、そちらもご覧ください。

春に風景画の旅
”京都の桜を描く”

私が桜を描いたのは次の3作品です。

  1. 渡月橋 桜の候に一人旅
  2. 水辺の桜
  3. 桜の二尊院参道

実は3作品とも、1回の訪問で撮影した写真を元に制作しました。

時にはあちこち歩き回っても、描きたい風景が見つからずに帰ることもありますが、流石に嵐山から嵯峨野地区、想像を超える景色が待っていました。

また、それぞれの作品は私にとって思い出深いものになりました。

風景画の旅”京都の桜を描く”

こんな桜を描きました

まず作品をお示ししながら、京都の桜をご紹介します。

作品「桜の候に一人旅」

嵐山・嵯峨野辺りは平安時代は貴族の別荘地でした。

現在でも、日本桜の名所100選に選ばれるほど、美しい場所ですね。

この辺は2013年に大水害に見舞われましたが、現在は復旧されて美しい姿を取り戻しています。

これは、上野の森美術館の公募展「日本の自然を描く展」2018年に出品した作品です。この時が同公募展への初出品でした。

上野の森美術館”日本の自然を描く展”とはこんな公募展

これは渡月橋前の嵐山公園の景色です。ここには、手入れされた綺麗な桜がバランスよく配置されております。

これはその1本ですが、この枝垂れ桜の逞しくもはかない姿に魅せられました。ベンチに女性を配置して一人旅のイメージにしています。

桜の木はほぼ忠実に描き、背景などは私なりに描いています。物憂くも新たな春の息吹が感じられれば良いですが!

娘が結婚した時にこの絵をプレゼントしました。

風景画の旅”京都の桜を描く”
アクリル画「桜の候に一人旅」

 作品「水辺の桜」

これは阪急嵐山駅から嵐山公園へ向かうときに、水路の橋の上から何気なく見かけた風景です。

どこにもあるような水路ですが、水がきれいで、石垣や石畳が桜に覆われ、素敵な景色だなと思い油彩で描きました。

主題は桜ですので、花びらをできるだけ丁寧に描きましたが、どうでしょうか。

川面の表情が大事と考え、桜の反射をイメージする赤紫色を使って表現しました。

この絵は知人が大変気に入ってくれ、購入してくれました。

風景画の旅”京都の桜を描く”
油絵「水辺の桜」F10号

作品「 桜の二尊院参道」

二尊院は紅葉の名所として名高いところです。

釈迦如来、阿弥陀如来の二如来を祀ることから二尊院と称されています。

参道の桜が大変魅力的で、自然と門の中に引き込まれました。

この参道は馬が駆け抜けられるほど広いことから、紅葉の馬場と呼ばれています。

4月中旬から下旬の普賢像桜もおすすめです。

この作品は、2019年の香川県展に初出品した作品です。

100号で制作した2枚目の作品です。

二尊院の桜です。二尊院は遅咲きの普賢象桜が有名ですが、私が訪問した3月下旬には咲いておりませんでした。

しかし、門から中を覗くと大変素敵な風景に出合えました。これは門を抜けたところから、境内を眺めた景色です。

P-100号ということもあり、結構時間を費やしています。

写真では木々の細かいところが分かりにくいですが、桜の表現に大変時間を費やしました。

アクリル絵の具で約1年をかけ、少し日にちを開けてはクールダウンしながら描きました。

自然な風景になるよう、木々の遠近に特に気を遣いました。

写真だけで描いていると遠近を勘違いしている場合が多々あります。

秋にもう一度、紅葉取材を兼ねて木々の配置を見に行きましたが、「こうなっていたのか」と驚く箇所がいくつもあり加筆修正した次第です。

遠方でたびたび行けない場合には、いろんな角度から写真を撮っておかないとだめですね。またはビデオを追加して撮っておいてください。

二尊院は紅葉で有名ですが、桜の風景も素敵です。画題探しに訪れてみてください。

小倉山 二尊院

風景画の旅”京都の桜を描く”
アクリル画「桜の二尊院参道』

嵐山・嵯峨野を散策

上記の風景以外でおすすめの場所をご紹介します。

渡月小橋付近

阪急嵐山線で嵐山駅を降りると最初に迎えてくれる風景です。

いきなり別世界ですね。

風景画の旅”京都の桜を描く”
渡月橋小橋の桜

天龍寺
・私の超おすすめ

世界遺産の一つです。

1339年に後醍醐天皇の菩薩を弔うために創建されました。

かっての境内は現在の10倍もあったそうです。

寺は応仁の乱の兵火など、何度も火災にあったようですが、復旧されて現在に至っています。

寺の斜面沿いにたくさんの桜が植えられており、大変見応えします。

風景画の旅”京都の桜を描く”
天龍寺の桜

竹林の小径 嵐山

ここは有名ですよね。

竹ですので、1年中楽しめる風景です。

風景画の旅”京都の桜を描く”
竹林の小径

愛宕念仏寺
・私のおすすめ

嵯峨野巡りの始発点として知られています。

境内に点在する個性的な1200体の石の羅漢像が可愛くもあり、癒しでもあります。

これらは1979年から1200人の一般の参拝者が制作したものです。

高い芸術性に驚かされます。

絵にしたいと思いませんか?

風景画の旅”京都の桜を描く”
愛宕念仏寺のお地蔵さん達

最後に

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

他にもたくさん「風景画の旅」について投稿しています。

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グランFgranf1765
第二の人生に入り、軽い仕事をしながら、風景画を描いて過ごしています。現役の時に絵画を始めてから早10年以上になります。シニアや予備軍の方々に絵画の楽しみを知っていただき、人生の楽しみを共有できればとブログを始めました。