”ヨーロッパ旧市街を描く”と題して、油彩画の作品をまとめました。
ヨーロッパ旧市街の風景には、なぜか心癒されます。
そう思いませんか?
旧市街では、歴史ある大聖堂や城跡にも惹かれますが、私は人々が暮らす街の風景の方が好きです。
そんな風景を描きました。
福家佳則・風景画作品集
福家佳則(Yoshinori Fuke)
私は、若い頃にも油絵を描いていたのですが、50歳代になってあらためて本格的に絵画を始めました。その後、もう10数年になります。
「風景画の旅」と称して、旅に出てはモティーフを探し、絵を描いてきました。
海外にも勤務したことで、たびたびヨーロッパを旅する機会に恵まれ、本当に幸いでした。
なお、私の「風景画の旅」は日数に余裕のある旅ではないので、行きやすい場所ばかりです。
気になった場所がありましたら、是非ともお出かけください。
ヨーロッパ旧市街の風景画
ここには、最近描いた油彩作品を掲載しています。
少し街の紹介をしながら絵を観ていただきます。
作品の一つでも気に入ってもらえると嬉しいです。
リスボン旧市街 in ポルトガル
ポルトガルの首都リスボンの高台から、朝の風景を描きました。
この街はご存知のように昔は外国貿易で大変栄えていました。
しかし、1755年に大地震があり、大きな揺れと津波に襲われました。
その際に多くの建物が破壊され、貴重な財宝や資料が流失しましたが、その後の復興により、このような大変美しい街に蘇りました。
古い街の作りなので、家が密集し坂の多い道は迷路のようです。
私は、こんな風景が大好きです。
高台から、この風景を見たときに圧倒されたのを覚えています。
P-100号という大型作品なので、スケール感が出るように部屋に飾ったものにしています。
シントラ旧市街 in ポルトガル
ここは、シントラ宮殿を中心とした大変美しい街で、「シントラの文化的景観」として世界遺産に登録されています。
そんな街ですから、至る所が絵になる風景です。
だだ、私はこんな何気ない街角の風景を絵にしました。
オビドス in ポルトガル
ここはポルトガルの王妃の直轄地として、大切に維持されてきた村です。
「谷間の真珠」とも呼ばれる大変美しい村です。
高い城へきに囲まれており、その上を歩いて一周できます。
この絵は、城へきの上からの風景です。
村を歩くとこんな風景にも出会えます。
狭い路地歩きは楽しいものです。
冬ではありましたが、白壁と強烈な太陽が印象的でした。
ヨーク旧市街 in イギリス
ヨークはイングランド中央部にあります。
ロンドンから電車で1時間ちょっとです。
この街には、ヨークミンスターと言う大聖堂がドンと中央に位置しています。
この大聖堂は英国国教会で2番目に位が高い教会です。
確か、エリザベス女王の葬儀でも何かの儀式に使われていました。
ただし私のおすすめは、やはり旧市街です。
至る所で素敵な街路の風景を楽しめます。
これは、ヨークミンスター近くで見かけた旧市街の風景です。
こんな風に狭い通りが続いている風景が好きなので、時々描いています。
なぜか惹かれませんか!
ストラスブール旧市街 in フランス
ここへは、パリからKGBを使って日帰りで行きました。
この街は、フランスとドイツの国境・アルザス地方にあります。
交通の要衝であったため、何度かフランスとドイツに統治国が入れ変わりました。
そのため、フランスとドイツ両国の文化が混ざり合って街ができています。
また、素晴らしいことにも、現在も旧市街の風景を生かした街づくりが進められています。
この絵は、街で見かけた水門の風景です。
ここはライン川の支流にあたり水量が豊富で、運河を利用した交通が盛んです。
ブラーノ島 in イタリア
ブラーノ島はベネティアにある島の一つです。
霧が多い場所なので、船が正しく家に戻れるように、運河沿いの全ての家がこのようにカラフルです。
現在も島民たちが頑なにこの伝統を守り続けています。
色を変える時は許可が必要だそうです。
FO と言う、ほぼハガキサイズに描きました。
イスタンブール旧市街 in トルコ
イスタンブールはヨーロッパとアジアの結節点にあり、古くから歴史の中心となった街です。
我々アジア人にとってもなじみ安い街です。
サバサンドがあったり、マッサージがあったり。😂
とは言え、やっぱりモスクの不思議なカッコよさが一番です。
この絵は、金角湾にかかるガラタ橋の上から見た風景です。
最後に
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
ところで、最近はコロナで遠出ができないこともあって、近場でささやかな旅をしています。
また、チャンスがあればヨーロッパにも行きたいものです。
特に東欧に行ったことがないので、一度行ってみたいです。
こんな感じで、他にも自作絵画を紹介しています。
是非とも、下のurlからお立ち寄りください。