”フランクフルト”日帰りバスツアーで美しい古都巡り 風景画の旅

”フランクフルト”風景画の旅

”フランクフルト”から日帰りバスツアーでロマンティック街道などの魅力に満ちた古都を巡りました。

もう行かれましたか?

本当に素晴らしいところですので、あなたも風景画の旅に出かけませんか!

駆け足でしたが、絵になる風景をたくさん撮影し、風景画にして楽しんでいます。

その風景と作品をご紹介させてください。

絶対に見逃せない風景ですよ。

絵になる風景 ”フランクフルト”
からロマンティック街道他へ

フランクフルトへはアルジェリアからの一時帰国の際に立ち寄りました。

アルジェリアから帰国するには、パリ経由がポピュラーですが、他にもローマ経由、イスタンブール経由、ドバイ経由などいくつかの選択肢があります。

私は、帰国の際にはできるだけ経由地を変えることとし、ほんの数日ですが、経由地に泊まって風景画の旅をすることにしていました。我が家での滞在日数は減りますが、交通費無料のまとない機会を逃さず有効活用しました。

この時は、フランクフルト経由とし、ベルトラの日帰りバスツアーを利用して近郊の古都を巡りました。

バスは早朝に出発し、ハイデルベルク→ローテンブルク→ヴェルツブルクの順で周りました。フランクフルトに戻った時には夜になっていました。

この時はフランクフルト駅の近くのホテルに泊まりました。1階はドイツパンのお店で、朝食に美味しいパンを出してくれました。

赤で訪問した場所を示しています

古都巡りの起点
”フランクフルト”

フランクフルトとは

正式な名前はフランクフルト・アム・マインで、通称がフランクフルト。

人口は75万人(2019年)

ドイツの中ではベルリン、ミュンヘンなどについで5番目。

結構大きな都市の佇まいなので、もう少し多いかと思いました。

フランクフルトは第一次世界大戦では戦火による破壊を逃れることができましたが、第二次世界大戦ではフランクフルトの戦い(1945年)に象徴されるように、大きな被害を受けました。

戦火やユダヤ人迫害などで、戦時中に住民の約3分の1が亡くなったとされています。

そのため、市街地には新しい建物が多いですが、中には保存されたり、復元されているものも見かけます。

美しいマイン川の周辺

マイン川の水辺はご覧のように散歩するに持ってこいの場所です。遊覧船もありますよ。これも朝の散歩で見かけた風景です。

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マイン川の風景

レーマー広場

レーマーとは旧市庁舎のことです。

広場には、復元されたおもちゃのような木組みの建物が並んでいます。

近隣にはフランクフルト大聖堂やゲーテハウスなどの観光スポットもありますので、フランクフルトでは欠かせない場所です。

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レーマー広場

マインタワーからの展望

超高層ビル・マインタワーには有料の展望台があります。フランクフルト市街が一望できますので、是非ともお立ち寄りください。

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マインタワーからの眺め

ハイデルベルク・
ファンタスティック街道

ハイデルベルクとは

バスツアーはここから始まりました

ハイデルベルクはライン川とネッカー川の合流点近くに位置しています。

ハイデルベルク城の城跡や、ドイツで最も古い大学・ルーブレヒト・カールス大学で知られています。

この街は第二次世界大戦の被害を受けなかった、ドイツの数少ない街の一つであり、訪れた人は中世の街の美しさに魅了されます。

古くからゲーテなどの文化人を魅了してきた街です。

ネッカー川と旧市街

この写真は高台にある城跡からの風景です。

紅い屋根とレンガ作りの「カールテオドール橋」の取り合わせが素敵です。

橋から旧市街地の散策もおすすめです。

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ハイデルベルク旧市街

ハイデルベルク城

ドイツで最も有名な城跡の一つであり、ハイデルベルクの象徴的な建物です。

ネッカー川の河原から約80mの高さに位置しています。

この城はかってプファルツ選帝侯の居城でした。

1689年から97年にかけて行われたフランス王国・ルイ14世の侵略戦争で破壊されました。

破壊されたとは言え、十分にかっての面影を残していますのでご安心を。

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ハイデルベルク城

ローテンブルク・ロマンティック街道
私の超オススメ 

ローテンブルクとは

ローテンブルクは中世の街並みがほぼ完璧な形で保存されており、「中世の宝石箱」と称されています。現在、12000人ほどが暮らしています。

私自身、到着と同時に街の美しさに驚かされました。

こんな素敵な街ですが、第二次世界大戦では旧市街の40%を失いました。しかし、その後のご努力により多くの建物が昔のままに再建されて、中世そのままの佇まいを残しています。

「古い壁のしみまで元どうりに復元されている」とのことで、その徹底ぶりに驚かされます。これを教えられるまでは、この街が再建された街とは全く気づきませんでした。

ドイツ人の言葉に古い建物の無い町は、想い出の無い人間と同じである』というものがあると聞きました。

こういった文化があったから、再建され、残されたのでしょう。素晴らしいですね。

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ローテンブルク

ローテンブルク
市庁舎の塔からの風景

高さ52mの市庁舎の塔に登ると美しい市内全域が見渡せます。歩いて登るのできついですが、体調が許せば是非とも登ってください。

360°グルリと見渡せるので最高です。赤い屋根の続く、素敵な街の風景が待っています。

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ローテンブルク 市庁舎塔からの眺め

東山魁夷とローテンブルク

日本画の巨匠・東山魁夷画伯は戦前と戦後の2度この地を訪問しています。1度目は美術留学生として2度目はご夫婦で。

取材旅行として、ハイデルベルクをはじめ周辺の名所を巡ったと記されています。

画伯は保存されている古都の情景に深く感動し、ローテンブルクなどの街並みをモティーフにしてたくさんの素敵な絵を描いています。

下の本は文庫本ですが、絵画もたくさん掲載されています。私のおすすめの本です。

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感想(1件)

 

ヴェルツブルク・ロマンティック街道

ヴェルツブルクとは

マイン川沿いの都市で、ロマンティック街道の終点に位置します。観光スポットとしてヴェルツブルクのレジデンツやマリエンベルグ要塞が有名です。

レジデンツは大司教の宮殿として18世紀にバロック建築洋式で建てられたもので、世界遺産に登録されています。

ヴェルツブルクは第二次世界大戦でも大きな空爆を受けずに終戦を迎えそうと思われていましたが、1945年3月16日にイギリス空軍の激しい爆撃で大きな被害を受けました。

戦後、旧市街のいくつかの建物は再建されましたが、現在は新旧の建物が並んでいます。

私は、それでもそんな街並みが大変気に入りました。

下は、マイン川から市街を見た風景です。素敵なところでしょ。

”フランクフルト”風景画の旅
ヴェルツブルク マイン川と市街

ヴェルツブルクのトラム

ヴェルツブルクは15万人ほどの都市ですが、歴史建造物が多いためか、もっと大きな町のように感じました。

中でも私のお気に入りは、トラムです。色合いも綺麗ですし、形もスマートです。

新旧の合わさった街並みをクネクネと走る姿がなぜか愛おしいと感じました。

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ヴェルツブルクのトラム

ヴェルツブルク司教館
(レジデンツ)

18世紀に権勢を誇っていたヨハン・フィリップ・フランツ司教が築いたバロック様式の宮殿です。

1981年に世界遺産に登録されました。

庭の風景画とても素敵です。お見逃しなく。

”フランクフルト”風景画の旅
ヴェルツブルク レジデンツ

私の油彩画作品
”フランクフルト”

これまでに5作品描いています。どれも小作品ですが、2作品は差し上げて今は手元にありません。

あまりに絵になる風景なもので、絵にするにも気後れしてしまいがちです。これから、少しづつ作品を増やしていこうと思っています。

この3作品は、拙いながらも自分では気に入っている作品です。

ハイデルベルク・油彩画 F4

”フランクフルト”風景画の旅
油絵 ローテンブルク市街 F4号

ハイデルベルク・アクリル画

”フランクフルト”風景画の旅
水彩・アクリル画 ローテンブルク市街

ヴェルツブルク・油彩画  F-4

”フランクフルト”風景画の旅
油絵 ヴェルツブルクのトラム F4号

youtube投稿
”フランクフルト”

ブログでは写真の掲載数に限りがあるので、絵になる風景や自作絵画で動画を作りyoutubeに載せました。🤗

こんな風景もいかがでしょう。以前のページですが、ご覧いただきましたか?リスボンとその近郊も見逃せないですよ。

リスボンと近郊10選 絵になる風景 風景画の旅

他にもいっぱい投稿していますので、旅好き、絵画好きの方に是非ともご覧いただきたく。

グランFチャンネル「風景画の旅」

他にもいろんなカテゴリーの投稿をしています。

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グランFgranf1765
第二の人生に入り、軽い仕事をしながら、風景画を描いて過ごしています。現役の時に絵画を始めてから早10年以上になります。シニアや予備軍の方々に絵画の楽しみを知っていただき、人生の楽しみを共有できればとブログを始めました。