”日本の自然を描く展” 参加しやすい公募展!3度目で佳作賞

公募展”日本の自然を描く展”(第34回・上野の森美術館)に油彩の風景画を出品、3度目にして初めて佳作賞を受賞しました。

西日本展を観てきましたので、新たな経験や情報をご紹介します。

小型のF10号以下、画材も対象も自由なので、参加してみませんか?

応募の際の参考になれば幸いです。

第34回は、こんな公募展だった!
“日本の自然を描く展”

公募展のタイトルは「日本の自然の美を描く展」ですが、対象は「風景や風物、人物、静物など私たちの身近なもの」となっています。

入選作品を観てもうなづけます。そのため、多くの方に出品の機会があろうと思います。

また、サイズはF10号以下で、大変気軽に出品できる展覧会です。

そのため絵画の腕が上がってきて、そろそろ多くの方にも作品を観てもらいたいと思っておられる方、また勉強を兼ねてチャレンジしたい方に大変オススメの公募展です。

今回は上野の森美術館でなく、神戸で開かれた西日本展「原田の森ギャラリー」(9/23〜9/26・2021)において冠賞〜西日本の入選作品までを堪能してきました。

第34回 日本の自然を描く展(上野の森美術館)

第34回の応募数と審査結果
(レベル・入選率など)

  • 総出品数 2619点
  • 冠賞 17点
  • 優秀賞 63点
  • 佳作賞 110点
  • 入選 1859点

入選率がほぼ70%と非常に高いです

コロナのためか、昨年から応募数が大幅に減っています。そのためなのか、入選する率が70%になっています。

ちなみに一昨年は、応募数3892点、入選数2363点で入選率は60%でした。

かっては6000点近い応募があり、入選率は50%くらいでしたが、ここ最近は4000〜5000点の応募に留まり、入選率は60%程度でした。

入選率の数字だけからすると大変入選しやすい公募展と言えます。

コロナのために絵を描くことに制約を受けて、出品数が減ったのかもと案じています。

絵画教室の休止や、新たな仕事探しなどで、絵を中断した方もおられるでしょう。

早く日常が戻ってくることを願います。

西日本展「原田の森ギャラリー」
”日本の自然を描く展”

原田の森ギャラリー

当ギャラリーは旧・兵庫県立近代美術館の建物を引き継いでいます。

我が国を代表する建築家の村野藤吾の設計作品です。

神戸市灘区の王子公園の前と、環境が良い場所にあります。場所的には上野の森美術館に匹敵する美術館と言えます。

ここでは、冠賞、優秀賞の作品、関西、四国、九州、沖縄と三重県在住作家の佳作賞、入選、無監査作品が展示されます。

開催日が4日間と短いですが、多くの方に観てもらえるのが嬉しいですね。

今回西日本展を観て、決して楽な公募展ではないなと思いました。というのも、賞が付かない作品でも決して劣る作品などなく、練られた良い作品ばかりでした。

遠方からの出品であるため、限られた方が出品されているのかもしれませんし、第34回ということで、出品のレベルが収れんされてきているのかも知れません。

本当に、おすすめの展覧会ですよ。

第34回”日本の自然を描く展”
原田の森ギャラリー
第34回”日本の自然を描く展”
原田の森ギャラリーでの展示風景

佳作賞の賞状と図録を受領

今回は3回目の出品、先の2回は入選でしたので、初めての佳作賞受賞でした。

入選者には図録引換券が送られてきますので、会場で図録をもらおうと申請したところ、佳作賞の賞状と盾も同時に渡されました。

図録は展覧会へ行かないと入手できません。たぶん佳作賞の賞状もそうなのだと思います。ご注意ください。

ちなみに、入場券10枚も送付されてきますので、お知り合いなどにお配りください。

第34回”日本の自然を描く展”
佳作賞の賞状と盾
第34回”日本の自然を描く展”
第34回 図録

図録は、A-4サイズの立派なものです。

第34回”日本の自然を描く展”
第34回 図録

今回の私の出品作

佳作賞作品(自由部門)

香川県高松市の商店街にある花屋さんの店先を油彩で描きました。高松商店街は、明るい雰囲気があり好きな場所です。時々、街歩きをしながら素敵な風景を探しています。

展覧会では、こういったモティーフは少ないようでしたので、これからも続けようと思っています。当然ですが、構図やモティーフは大事ですね。

今年になってオンライン絵画教室に参加しているのですが、色彩理論や絵の具の使い方などを学んだことが少し実ったのかも知れません。

第34回”日本の自然を描く展”
第34回 佳作賞受賞作品 油絵F10
選外作品(課題部門)

京都嵯峨野にある常寂光寺の紅葉を描きました。ちょうど和服のお嬢さんたちを見かけたので、絵に入ってもらいました。

これまでも2枚ずつ提出していますが、私の場合、課題部門(自然の風景)よりも自由部門の方が入選しやすいようで、前回も自由部門が入選しました。

日本の自然は日本画などで描きつくされており、審査員の方々は目が肥えているのでしょう。ということで、作品にはかなりの力量が求められるのかもしれません。懲りずに頑張ります。(笑)

第34回”日本の自然を描く展”
第34回 選外作品 油絵F10
額縁について

出品にあたっては、額縁に入れ吊下げ用の紐をつけておく必要があります。ただ、正式な額縁は大変高価なので、仮縁(かりぶち)で出品される方も多いです。私もそうです。

仮縁とは、ガラスやアクリルなどの面がなく、木や金属の枠だけを組み立てるものです。何回か使うものなので、いろんな絵に合うものが望ましいです。

今回の仮縁は白い木製のものを使っています。組み立てた枠の中にキャンバスを差し込んで固定します。金具や吊り下げ紐など一式ついてきます。安価ですが、そこそこ見栄えも良いので、おすすめします。正式な額縁は数万円します。

なお、当展では額縁の大きさと厚さを規定しています。仮縁ではあまり心配ないですが、縁取りの豪華な額縁を用いる場合には、ご注意ください。
(規定;外寸51.5×59.0cm以内、厚さ5.0cm以内)

展覧会によっては、展示作品をその場で購入してもらうこともできますが、そんなケースでは本縁にしておいた方が良いでしょう。

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感想(1件)

気になった展示作品

私が気になった作品をいくつか紹介させていただきます。名札の色で賞がわかります。

  • 赤:冠賞
  • 青:優秀賞
  • 緑:佳作賞
  • 白:入選

受賞作品に外国の風景がいくつかありました。モティーフは本当になんでも良いようですね。

第34回”日本の自然を描く展”
第34回 冠賞作品
第34回”日本の自然を描く展”
第34回 冠賞作品
第34回”日本の自然を描く展”
第34回 優秀賞作品1
第34回”日本の自然を描く展”
第34回 優秀賞作品2
第34回”日本の自然を描く展”
第34回 佳作賞作品1
第34回”日本の自然を描く展”
第34回 佳作賞作品2

これ以降は入選作品です。賞外の作品といっても素晴らしい作品が多かったです。もっとご紹介したかったですが、この辺でご勘弁ください。

第34回”日本の自然を描く展”
第34回 入選作品1
第34回”日本の自然を描く展”
第34回 入選作品2
第34回”日本の自然を描く展”
第34回 入選作品3

最後に

私自身、展覧会に行って大変勉強になりました。香川県から高速バスでの日帰りでしたが、行って良かったです。

先ほども書きましたように、西日本展の展示作品はほとんどがレベルの高いものでしたが、以前に上野で見た時には、もっと気軽な作品もあったように思います。

まだ初めてまもない方も、どうかお気軽に参加してみてください。きっと良い経験になろうかと思います。

なお、高松の風景と自作絵画を動画にしてYoutubeに投稿しています。

こちらもご覧いただくと幸いです。

以前にも下のページでご紹介しております。

上野の森美術館”日本の自然を描く展”とはこんな公募展

また、瀬戸内に在住の方はこんなページもご参考にしてください。

第6回瀬戸内大賞展に入選、展覧会に行って来ました

 

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グランFgranf1765
第二の人生に入り、軽い仕事をしながら、風景画を描いて過ごしています。現役の時に絵画を始めてから早10年以上になります。シニアや予備軍の方々に絵画の楽しみを知っていただき、人生の楽しみを共有できればとブログを始めました。