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油彩で花と街の風景を描いています

”風景画の旅・ジローナ/フィゲラス”魅力のカタルーニャへ

風景画の旅・ジローナ/フィゲラス

”風景画の旅・ジローナ/フィゲラス”と題し、バルセロナ近郊の旅をご紹介します。

強烈な個性「ダリやガウディ」の生誕の地/カタルーニャ。

もう行かれましたか?

独自の言語・歴史文化を持ち、スペインの中でも大変魅力ある州です。

旅のきっかけになれば幸いです。

ジローナ/フィゲラス「風景画の旅」

ジローナとフィゲラスにはバルセロナから、ベルトラのオプショナルツアー(英語)で訪れました。

フィゲラスはシュールレアリズムの巨匠サルバドール・ダリの生誕地で、ここにはダリ美術館があります。

ツアーにダリ美術館訪問が含まれていただめ、大変楽しみにしていました。

実は、私は学生時代からダリの大ファンです。

私の少年時代には、まだダリが新たな作品を発表していましたし、また、ダリの派手なパーフォーマンスを雑誌等で時々目にしていました。

多感な時期、あの強烈、だけど細密な絵画に大変刺激を受けました。

一方、ジローナにはほとんど事前知識がないままに訪れました。

しかし思いもよらず、大変素晴らしい街でした。

なので、帰宅後すぐにこの街の風景を水彩で描きました。

最近も、新たに油彩画1点を制作しました。

添付していますのでご覧ください。

ところで、これらの町は「スペインの北東部・フランスとの国境地帯」のカタルーニャ州にあります。

カタルーニャ地方とはこんなところです。

カタルーニャ州とは

まず、カタルーニャ州について少し書いておきます。

ここは自治州です。バルセロナが州都です。

バルセロナについては、別の機会にご紹介しますが、ここには写真2枚のみ載せておきます。

風景画の旅・ジローナ/フィゲラス
サクラダ・ファミリア教会付近
風景画の旅・ジローナ/フィゲラス
バルセロナ市街を歩く
風景画の旅・ジローナ/フィゲラス

カタルーニャの面積は、日本の関東地方くらいで、人口は750万人ほどです。

緯度上は北海道の南部にあたりますが、海沿いは地中海気候のため一年を通して温暖です。

ただ、内陸部は冷えるようです。

カタルーニャは独自の歴史・伝統・習慣・言語を持ち、人々は強い民族意識を有しています。

2010年頃から自治権の拡大を求めて独立運動が起きています。

カタルーニャ人は勤勉で先進であるため、カタルーニャはスペインの中でも裕福な州です。

しかしながら、税の割合は他地域と均等なので、人々に不満が高まっており、それが独立運動に拍車をかけています。

ちなみに、学校教育はカタルーニャ語で行われています。ラジオ、テレビではカタルーニャ語が広く使われています。

1992年にはスペイン初の夏季オリンピックがバルセロナで開催されました。

また、バルセロナといえばサッカーですね。

街を歩くと、こんな州旗を良く見かけます。

風景画の旅・ジローナ/フィゲラス
カタルーニャ州旗

こんな絵を描きました

ジローナ旧市街の路地の風景を油彩で描きました。

グリザイユ技法という描き方で、先にモノクロで描いてから着彩しています。

街の雰囲気がモノクロにあっていたので、あまり色を載せないでおきました。

いかがでしょうか。

グリザイユ技法の描き方は下のページで解説しています。

グリザイユ技法のモノクロの描き方/なぜ先に、どう描く!

ジローナを巡る

バルセロナ到着後、1日目はバルセロナ市内を巡りました。

主にガウディの独創的な建築を見て回りましたが、それらの建築物はあまりに奇抜、まるでダリの絵画の中にいるようなシュールな感覚でした。

それはそれで良かったのですが、一方で、ヨーロッパの落ち着いた歴史ある風景も見たいなと思った次第です。

ジローナは私のそんな希望をすぐに叶えてくれました。

ジローナは紀元前の古代ローマ時代に作られた街です。

その後も、イスラム教徒に侵攻されたり、フランク王国に統治されるなど、戦略上の要衝でした。

ただ、古代ローマの遺跡は少ないです。

しかし、中世の魅力に溢れていますので、お楽しみに!

私は、ツアーでざっと紹介してもらい、再度、気に入った場所を回りました。

絵のモティーフとする写真をたくさん撮ることができました。

それでは、見どころをご紹介します。

オニャル川沿いの住宅群

おすすめの風景です。

川沿いにカラフルで独特の形状の建物が並んでいます。

中世の建物が立ち並びぶ姿は、まさに絶景ですね。

風景画の旅・ジローナ/フィゲラス
ポニャル川のほとり

人道橋があり、そこから川面に移る街の姿を楽しめます。

風景画の旅・ジローナ/フィゲラス
川沿いの中世の建物

旧市街散策

川沿いの建物の背面は下のような路地になっています。

おしゃれなお店もありますよ。

風景画の旅・ジローナ/フィゲラス
旧市街の街並み
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街歩きを楽しむ人々

ジローナ大聖堂

ここはローマカトリック教会です。

ゴシック様式で作られています。

風景画の旅・ジローナ/フィゲラス
ジローナ大聖堂

高台にあり、周囲の景色もおすすめです。

南仏の風景に似ています。

風景画の旅・ジローナ/フィゲラス
大聖堂からの眺望

背後には城壁が残っています。

時間があれば、上を歩いてください。

風景画の旅・ジローナ/フィゲラス
大聖堂の背後へ

旧ユダヤ人居住区

4世紀頃に、国を追われたユダヤ人がここに住み着き、街を繁栄させました。

街の一角が、ユダヤ人のゲットーとして15世紀まで使われていました。

※ ゲットー:ユダヤ人が強制的に住まわされた居住地区

現在も、良い状態で残されています。

狭い路地が魅力で、惹かれます。

風景画の旅・ジローナ/フィゲラス
旧ユダヤ人居住区
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狭い路地が魅力

独立広場

軒先にカフェやレストランがテーブルを出しており、昼時は大勢の人で賑わっています。

風景画の旅・ジローナ/フィゲラス
独立広場

フィゲラスを巡る

フィゲラスはジローナから40kmほどの場所にあります。

サルバドール・ダリの生誕地として有名であり、街中には所々にアート作品が飾られている、おしゃれな街です。

ここでは美術館訪問が中心で、周辺の街をそれほど見て歩けませんでした。

街並みを簡単にご紹介します。

ダリ美術館

ダリ美術館については、ダリと同じ「シュール・レアリズムの巨匠」であるルネ・マグリットのページに詳しく書いていますので、こちらをご覧ください。

ルネ・マグリットはこんな画家ーシュールだけど美しい風景画

風景画の旅・ジローナ/フィゲラス
ダリ美術館

美術館周辺市街

市街地のアート作品についても、先ほどのページで紹介しています。

このページでは、気に入った街の風景を紹介します。

ダリ美術館に行かれたら、是非とも街歩きをしてください。

下の写真は、市街の眺望です。

こんな何気ない風景に惹かれませんか?

カタルーニャ州旗がたなびいています。

風景画の旅・ジローナ/フィゲラス
フィゲラスの眺望

下は木々に囲まれたおしゃれな「ランブル通り」です。

お土産やさんやカフェなどがたくさんあります。

このあたりに、アート作品が点在しています。

こんな風景も描きたいです。

風景画の旅・ジローナ/フィゲラス
ランブル通り

路地も魅力です。お見逃しなく!

風景画の旅・ジローナ/フィゲラス
フィゲラスの裏路地

サンペドロ教会

下の写真は、サンペドロ教会です。ダリ劇場美術館のすぐ近くにあります。

1020年頃に建設され、14世紀に初期のロマネスク様式からゴシック様式に再建されました。

中には入りませんでしたが、内部はステンドグラスが美しく、荘厳な雰囲気だそうです。

サルバドール・ダリはこの教会で洗礼を受けたとされています。

風景画の旅・ジローナ/フィゲラス
サンペドロ教会

最後に

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

今回は、ダリやガウデイが生まれ育ったカタルーニャの旅を取り上げました。

風景画の旅を楽しんで

こんな風に国内外の「風景画の旅」をたくさん取り上げています。

下のurlからお立ち寄りください。

素敵な風景画の旅をご紹介

また、他にもいろんなカテドリーについて投稿しています。

ホーム画面からお立ち寄りください。

Youtubeにも投稿

「風景画の旅」と言うテーマで、国内外の風景と自作絵画を動画にして紹介しています。

こちらもお立ち寄りください。お気に入りのモティーフが見つかるかも!

グランfチャンネル

ジローナ・フィゲラス「風景画の旅」も、投稿しています!

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グランFgranf1765
第二の人生に入り、軽い仕事をしながら、風景画を描いて過ごしています。現役の時に絵画を始めてから早10年以上になります。シニアや予備軍の方々に絵画の楽しみを知っていただき、人生の楽しみを共有できればとブログを始めました。