今回は、”iMovieで出来ること”について解説しています。
動画編集アプリはいろいろありますが、中でもiMovieは初心者が使いやすいものです。
ただ出来ることには限りがあります。
使う前に「iMovieで何ができるのか」を頭に入れておくと良いです。
実は、私もシニアになってyoutube投稿を始めました。
これまでに「風景画の旅」というタイトルで約50本の動画を投稿しています。
前回、前々回のページを見ておられない方はこちらをどうぞ!
”Youtube動画の作り方”シニアでも出来るYoutube投稿②
”Youtube投稿の準備”シニアでも出来るYoutube投稿①
iMovieの機能はこれで全部!
“youtube投稿”
ここでは、初心者の方にiMovieでどんなことができるのか、どこまでできるのか、お伝えします。
後はyoutubeの解説動画を見ながら、実際にiMovieの使って貰えば簡単に動画編集ができるはずです。
私が始めた時に、こういったブログが少なくて、どんなことがiMovieで出来るかはっきりと理解できないため、やみくもにスタートせざるを得ませんでした。そこで、このブログを書いておこうと思った次第です。
動画アプリは沢山あり、アプリによって出来ることに違いがあります。そのため、気に入った動画を真似しようと思っても、iMovieでは作れないかもしれませんし、もっと良いものを作れるかも知れません。
iMovieで出来ることを知っていれば動画の完成イメージを自分なりに頭に描きながら編集を進められますし、何故あんな風にできないのと悩むこともなくなります。
ここでは、ざっと、こんなことが出来るんだということを知っていただき、必要により、編集途中でまた確認に戻ってもらえればと思います。
iMovieで出来ること
”youtube投稿”
iMovieで出来ることをリストアップすると、こんなところです。
堅苦しい文字が並んでいますので、ハードルが高そうと思うかも知れませんが決してそんなことはありません。非常に使いやすいアプリですのでご安心を!
- メディア編集 1(撮影した写真を並べて動画にする)
- メディア編集 2(撮影した動画を自由に編集する)
- メディア編集 3(音楽や効果音を付ける)
- トランジション編集(画面の切り替えに特殊効果を付ける)
- タイトル編集(動画内にタイトル文字、説明文字を付ける)
- 背景編集
- アフターレコーディング(出来上がった動画に声を入れる)
- デスクトップに保存
以下に、一つづつ説明します。
❶メディア編集 1
(撮影した写真を並べて動画にする)
マイメディア欄
写真を並べるだけでもそれらしい動画にすることができます。それはこんな風にしています。
- 撮影した写真をドラッグしてマイメディアに取り込みます。自撮りでない場合には著作権にご注意ください。
- 取り込みが終わったら、下部の動画作成スペース(以降下部スペース)に写真をドラッグして順番に並べて行きます。
- 好みで、それぞれの写真の描写秒数を変えます。
写真を右クリックしてスライドすると秒数を設定できます。 - 写真を好みのサイズにズームインまたはズームアウトさせます。写真ごとにどちらかに設定できます。
- 必要により写真の色合いや明るさを調整します。
- 必要により、写真を上下2段に配置します。(オーバーレイ機能) iMovieには残念ながら雪や雨を降らすような特殊効果機能は装備されていませんが、無料の動画を使って雪が降る動画を作った経験があります。こういう時には上に雪の動画を乗せ、その不透明度を落として2つ同時に映るようにします。ちょっと作成した動画を覗いてみてください。
下は学生時代にバンド仲間と録音した曲に動画をつけてyoutubeにアップしたものです。雪が降っているように編集しています。参考までに!
❷メディア編集 2
(撮影した動画を自由に編集する)
マイメディア欄
- 撮影した動画をドラッグしてマイメディアに取り込みます。動画を事前にカットしておく必要はありません。
- 下部スペース(写真と同じカラム)に動画を順番に並べて、動画の必要な部分だけをカットして使用します。
- 必要により、動画ごとに画面のトリミングした部分だけを表示するようにします。1動画の途中で設定を変更することはできません。
- 必要により、色合いや明るさを調節します。
- 動画の音量を調節します。無音にもできます。
❸メディア編集 3
(音楽や効果音を付ける)
マイメディア欄
- 必要により、無料音楽アプりなどからダウンロードした音源をマイメディアに取り込みます。(著作権注意)
私は「甘茶の音楽工房」や「MusMus」を使っています。
甘茶の音楽工房 - 写真や動画欄の下に音源を配置します。写真同様に2段に配置できますので、音楽とともに雨音や鳥の鳴き声などの効果音も併せて入れられます。アフレコを入れる場合には1段のスペースを空けておいてください。
- 音楽や効果音の音量を調節します。
下は音源を2段重ねにした例です。私のyoutube「風景画の旅」の動画です。
最初の港の場面で音楽に海猫の鳴き声がかぶっています。
❹トランジション編集
(画面の切り替えに特殊効果を付ける)
トランジション欄
- 写真、動画の間のスペースに特殊効果(1秒間)を入れます。これを入れると画面の切り替わり時に違和感がなくなるので、入れた方が良いです。
- トランジションには、色々なタイプがあリます。例えば、白くフェードアウト、丸くフェードインorアウトなど多数。ドラッグして配置します。
❺タイトル編集
(動画内にタイトル文字、説明文字を付ける)
- 動画の中で必要な位置にタイトルや説明文字を入れます。見本を見ながら画面のどこにどんな配置をするかを決めて合うものを選び、ドラッグして写真または動画の上に移動します。
- それぞれに文字を入力し、表示秒数を調整します。
- 背景に合うように文字の大きさ・色・太字などを選びます。
- エンドロールを使うと文字が順に画面下から上がってきます。私の動画でも使っています。文字が一文字ずつ現れる機能は無いようです。
❻背景編集 背景欄
写真を2段利用できますので、その1段に背景を利用しても良いですし、背景と文字だけでも良いでしょう。詳細の説明は省きます。
❼アフターレコーディング
(出来上がった動画に声を入れる)
- タイトル文字で説明するのでなく、動画を見ながら説明音声を直接macbookに録音します。
外部マイクを使っても良いです。事前にmacbookのマイク設定が必要です。
(システムの環境設定→セキュリティとプライバシー→マイク→iMovie選択) - ある程度で区切りながら録音した方が良いと思います。
- メディア2の動画を音声入りで撮影しておいた方が楽です。
デスクトップに保存
- 編集が終わりますと、デスクトップに書き出します。
- 解像度720p、品質;高、圧縮;高速でファイルに書き出してください。解像度が大きいとyoutubeに投稿できないようです。
- 数分かかりますが、完了すると画面に表示されます。
私は全ての機能を知っているわけではありませんが、以上でほぼ全容ではないでしょうか。
ここでは、大体の機能をイメージできるだけで十分です。実際に編集しながら覚えていけます。
iMovieの使い方
私が使用したyoutybeの解説動画の一例を添付しておきます。
他にもいっぱい解説動画がありますので、これらの動画を利用するのがベストです。
最初は実際に動画を見ながら一緒に編集を進めてください。簡単に編集できるはずです。人気のアプリはこのような解説動画が多いので助かります。
youtubeの解説動画はiPhone用、iPad用、macbook用があります。
実際に使用する機種の動画を選んでください。機種によって少し使い方が違っています。
また、制作途中で行き詰まった時には、分かりにくいところを更に詳しく解説している動画を探してください。お探しの動画が見つかるはずです。
最後に
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
早速、投稿動画の準備をしましょう。
まずは気軽に写真や動画をどんどん撮影して撮りためていきましょう。
全部使えるわけではありませんしね。そのうち撮り方や編集の技量もアップしていきます。
気長に楽しんでいきましょう。
さあ、いよいよ投稿ですよ。引き続き次のページをご覧ください。
”Youtubeへの投稿方法”シニアでも出来るYoutube投稿④
他にもいろんなカテゴリーの投稿をしています。
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