”香川県の花と木々”を巡り、四季の風景画を描きませんか。
香川県にそんな見どころがあるの?ですって!
いえいえ私の住む香川県の中讃地域、またお隣の西讃地域にもありますよ。
素敵な場所をご紹介しますので、うどんや四国霊場巡りを兼ねて訪れてください。
絵になる風景を探し、風景画の旅
”香川県の花と木々”
あなたも香川県・中、西讃地域へ「風景画の旅」に出かけませんか。
この辺は、香川県の中でも美味しいうどんのお店が多いですよ。
こんな場所を紹介しています。
- 桜の丸亀城(丸亀市)
- 黄金葉の海岸寺(仲多度郡多度津町)
- 春の里山の風景(坂出市加茂町)
- 松と竹の中津万象園(丸亀市)
- 春のまんのう公園の花々
- あじさいの粟井神社(観音寺市)
- あじさいの紫雲出山(三豊市)
- 新宮あじさいの里(愛媛県)
- ひまわりの里まんのう町
- 秋のまんのう公園
- 紅葉の出釈迦寺(善通寺)
春の風景
まず、春におすすめの四カ所をご紹介します。
桜の丸亀城(丸亀市)
桜の時期の史跡・丸亀城(亀山公園)をおすすめします。
「ソメイヨシノ約700本」と「高く重なる石垣」が、なんとも言えない趣を見せています。
桜の時期にはライトアップされた夜桜を楽しめます。
丸亀城は標高66mの亀山を利用した平山城(平地にある山を利用した城)で、頂上には江戸時代に建てられた天守が現存しています。
山麓から山頂まで4重の石垣が連なり、その総高は60mに及びます。そのため総高日本一の石垣と言われています。(単体の高さでは大阪城が日本一)
石垣は、頂上が垂直になるように独特の反りを持っており、そこが魅力でもあります。
黄金葉の海岸寺
(仲多度郡多度津町)
名前の通り海岸淵にある寺です。
春には、桜と黄金葉と常緑樹の風景が魅力の場所です。
写真手前にはJRの線路があり、撮影者の背後に瀬戸内海が広がっており、ドラマティックな雰囲気を楽しめます。
ここは、諸説ある弘法大師生誕地の一つです。
弘法大師は、唐から真言密教を持ち帰って広めた真言宗の開祖であり、また四国八十八ヶ所霊場を開いた人です。
香川県(讃岐)の出身者では一番の偉人ですね。
ちなみに私は毎年、第78番札所・郷照寺で、この真言密教のお祓いをしてもらいます。
おかげさまで何度も助けていただきました。
春の里山の風景
(坂出市加茂町)
香川県は、冬でも温暖で年間降水量が少ない瀬戸内海気候であるため、この気候を生かして秋冬もの作物が盛んに栽培されています。
近年は特にブロッコリー栽培が盛んなようで、全国3位の生産量です。
詳しくは知りませんが、ブロッコリーは11月頃から6月頃まで冬物、春物など何度にも分けて収穫されるとのこと。
春先にはこのブロッコリー畑と山々の新芽の風景が素敵です。
写真は坂出市加茂町のブロッコリー畑と里山の風景です。
ここは私の散歩コースで、働いている外国の人たちが丁寧に挨拶をしてくれます。
松と竹の中津万象園
(丸亀市)
ここは、17世紀後半に丸亀の藩主によって築かれた海浜の別館でした。
庭には松林と竹林が広がり、さらにその中心には琵琶湖を形どった八景池があります。
ここの松は全体に、幹の姿や枝振りが美しいですが、特に、南庭の樹齢600年と言われる、枝葉の直径・15m余りの大傘松は見事です。
中津万象園は、敷地の広さでは栗林公園にかないませんが、コンパクトではあれど森羅万象(宇宙に存在するすべて)を併せ持つと言われる名園です。
また、ここには美術館が併設されています。時には、見応えのある展覧会が開催されますので、調べてから訪問してください。
春のまんのう公園
超おすすめ
まんのう公園は一年中花を楽しめる広大な公園です。
私は可愛いネモフィラの花が咲く頃が最も好きです。(4月上旬〜下旬)
公園のホームページに「花ごよみ」が出されていますので、狙った花の時期に行くと良いでしょう。
なお、出かける前にざっと咲いている場所を確認しておくこともおすすめします。なにしろ広大な敷地ですので。🤗
外周だけですが、レンタサイクルで走ることもでき、良い運動になります。
晴れた日に、家族や仲間とお弁当を持って出かけると、楽しいですよ。
あじさいの三名所
初夏にはあじさいですね。
梅雨時のうっとおしい雰囲気を晴らしてくれるような場所ばかりです。
あじさいの粟井神社(観音寺市)
あわい
粟井神社には約3000株の色とりどりのあじさいが植えられています。
昭和60年頃から地元の方々が植樹を始められたようです。
植樹を始められて、すでに40年近くになりますので、立派に育った株もたくさんあります。
神社裏山の斜面にもたくさんのあじさいが植えられていますので、お見逃しなきよう。
6月には「あじさい祭り」が開催されます。
香川県内で、あじさいでは、ここが最も見応えのする場所だど思います。
あじさいの紫雲出山(三豊市)
しうでやま
紫雲出山は標高352mの山で、その頂上付近に約2000株のあじさいが植えられています。
ここからの瀬戸内海の風景は絶景で、桜の写真がニューヨークタイムズに掲載されて注目されるようになりました。
あじさいと瀬戸の眺望、一度に二つ楽しめるのがいいですね。
山頂付近は山道が整備されているので、出来れば周辺を歩いてください。
車で山頂近くまで行けますが、駐車場が狭いためシーズンの訪問は要注意です。
平日に行くか、麓に停めて歩く方がベターですね。
新宮あじさいの里
(愛媛県・四国中央市)
ここは、愛媛県内にありますが、香川県との県境付近にあるため、ここに取り上げさせていただきました。
写真でご覧のように、山の斜面(4ha)に2万株のあじさいが咲き誇ります。
斜面下部に道路が走っており、そこから山を登りながら鑑賞します。標高で50m〜100mほど登ります。
モノレールのあじさい号(12人乗り)で斜面伝いに登ることもできますので、足にやや不安のある方もご安心ください。
ここの美しさは、大自然とあじさいのハーモニーです。
是非とも訪れてほしい場所です。
夏の風景
夏の「ひまわり畑」はいかがでしょう。
また、健康増進のため、お土産に「ひまわりオイル」を!
ひまわりの里まんのう町
帆山 ほのやま
香川県仲多度郡まんのう町帆山地区は「ひまわりの里」と呼ばれています。
6月下旬から7月中旬にかけて約100万本のひまわりが満開になると言われています。
ひまわりは太陽に向かって咲くと言われてますが、調べるとそれは花が咲くまでとのことだそうです。
確かに写真を見ると少しバラついています。
とは言え、多数の花がほぼ同じ方向を向いている様は、なんとなくシュールですね。
秋の風景
温暖な香川県ですが、秋には紅葉も楽しめます。
秋のまんのう公園
一年中、花を楽しめるまんのう公園は、当然秋も素敵です。
下段のコキアを見たいと思い、10月初旬に行きました。
まだほんの少し早かったようです。コキアはもっと赤くなりますよね。
この時はコスモスの時期でした。
キバナコスモスなど黄色のコスモスがあると初めて知りました。
紅葉の出釈迦寺奥の院
出釈迦寺は四国八十八ケ所霊場の第七十三番札所です。
奥の院は我拝師山(標高481m)の山頂付近にあります。
香川県は温暖なので、綺麗な紅葉を見れる場所が少ないです。ただし、ここの紅葉は別格でした。
急な坂道を汗をかいて歩いて登るので、美しさが余計に引き立ったのかもしれません。
ここからの眺望も素敵ですよ。
本堂から往復で2時間ほどかかりますが、八十八ケ巡りの時には是非とも奥の院まで足を伸ばしてください。
こんな絵を描きました
”香川県の花と木々”
里山の春(坂出市)
春の里山の風景には癒されますね。
さらに駅があると何かドラマが生まれませんか?
これは雨の日の風景です。油彩でF10号に描きました。
春先の里山の風景です。
この辺りは、冬から春にかけてブロッコリーを栽培しています。
新宮あじさいの里
花の種類では、あじさいが一番好きです。
色鮮やかですし、さまざまな色があります。
また、大きな塊が大自然の迫力と良く合うと思いませんか。
アクリル絵の具でP20号に描きました。
丸亀城の桜
桜は時々描いています。
こちらは、朝の雰囲気で描きました。
夕方の雰囲気で描いてみました。
出釈迦寺・奥の院の紅葉
紅葉には目が無いので、たびたび描いています。
これは油彩でP20号に描いた作品です。
個人的には気に入っているのですが。
最後に
”香川県の花と木々”巡りの「風景画の旅」はいかがでしたか。
このブログでは、他にも国内外の「風景画の旅」を投稿しています。
宜しかったら次のページを覗いてください。
Youtube「風景画の旅」
Youtubeにも「風景画の旅」を投稿しています。
Youtubeの方が画質が良いですし、たくさんの風景を見れますので是非ともご覧ください。
他にもいっぱい投稿しています。🤗