”Youtube動画の作り方”と題して、「投稿するネタ」や「動画作りと投稿に必要な装置やアプリ」について書きました。
シニアの方、youtube投稿をやってみたいけど、動画作りが大変みたいと悩んでおられませんか。
私も同じでしたが、意外と簡単に出来ました。
あなたも始めませんか。
前回のページを見ておられない方はこちらをどうぞ
”Youtube投稿の準備”シニアでも出来るyoutube投稿①
“youtube投稿” ②
投稿ネタ、必要な装置とアプリ
私自身、シニアになってyoutube投稿を始めました。早1年以上が経過し、「風景画の旅」というタイトルで40本以上の動画を投稿しています。
ただ正直に言って、私自身まだまだひよっこyoutuberです。だけど、同世代の方々の得手・不得手について共感できます。
私が、始める時にプロから教えられたことや、苦労した経験などをご説明していきます。
youtubeチャンネル
の顔を決める
youtubeチャンネルの顔とは
チャンネルとは、わかりやすく言うとテレビのチャンネルのようなものです。
youtubeに投稿する際には、各自で自分のチャンネルを設定します。そのチャンネル内にいろんな動画を保存していきます。
youtubeで試しに検索してみます。画面右上の🔍マークを押すと検索文字を入力するスペースが現れますので、そこに何か入力して検索します。
例えば『田舎料理レシピ』と検索してみたら、下の画面が現れました。
その一つのロゴマークを押して「まーのおうちごはん」というチャンネルに訪問しました。料理のレシピを紹介していますね。結構人気があるようです。
さらにチャンネルの欄で、動画ボタンを押すといっぱいレシピが出てきました。
このチャンネルの顔は、家庭料理のようですね。
チャンネル「まーのおうちごはん」
参考動画
ここで言うチャンネルの顔とは、このチャンネルが提供(投稿)する、いわゆるカテゴリー(小分類)のことです。
顔がはっきりしている方がyoutube側でも視聴者のニーズに合わせたものを提供しやすいですし、視聴者にとっても目的にピッタリの動画が探しやすいのです。
また、あれこれと手を出すよりも、その道に精通した人と受け入れられて、視聴者の信頼感も増していきます。
チャンネルの顔を
決めるためには
「チャンネルの顔を決めて、何を投稿するか」、それは次のような要素で決まります。
- 視聴者の役に立つ事柄(知識、情報といった直接的なことでなくても、心の癒しのようなものでもok。)
- 自分が視聴者に提供できる事柄(得意なこと、経験豊富なことなど)
- 自分が伝えたい事柄(好きなことなど)
これら3つの要素がバランスよく保たれて初めて視聴者に喜ばれ、自分も楽しめるものになります。
これに「より多くの人々が求めている事柄」や「より質の良い、わかりやすい動画」の要素が加わると、人気youtuberになり得るのでしょう。
①役に立つ事柄とは
どんな簡単なことでも、最初にやる時に困ったことはありませんか。
そして、そんな時には四苦八苦しながら何とかやったが、今では十分に知識があるというようなものが絶対にあるはずです。その知識を動画で教えてくれるとどんなに助かるでしょう。
私は以前、釣りを趣味にしていましたが、その時には聞きたいことが沢山ありました。専門誌を買って読み漁りましたが、細かいところは文章や絵だけでは理解できませんでした。
またペットを飼っていますが、しつけに悩んだことがありました。そして年を取ると年金や相続の悩み。こんな風に投稿があれば助かるものは、数限りなくあります。
②自分が提供できる事柄
シニアの方々は長い人生を経て多くの知識や経験を持っています。
しかし、あらたまって考えると「本当に伝えられることが何かあるかな?」、また「こんなことくらい誰でも知ってるだろう」と思いがちです。
私は人生の先輩として伝えられることは皆さんいっぱいお持ちだと思っています。また、初めての事はどんな些細なことでも困るものです。
さらに、ゴルフで例えますと、視聴者にはビギナーから上級者がいます。ビギナーにいきなりプロのテクニックを教えても絶対に頭を抱えてしまいます。ビギナーにはビギナー同士、分かり合え、共感できる部分があります。
自分ができることを発信すれば、コアな仲間が集まってくれます。
③自分が伝えたい事柄
シニアの皆さんでyoutubeを始められる方は、人気youtuberとしてガンガン稼ぐのが目的と言うよりも、自由な時間を利用して楽しみたい、繋がりたいと思っておられるのではないでしょうか。
前者の方は、ここまで読んでもらえないでしょうが。😂
そりゃ稼げれば良いでしょうが、実質、人気youtuberなんていうのはごくごく一部の方で、有名人やこれを専門にやってる方々だけのようです。
youtubeを楽しみたいと思っている人にとっては、『自分が伝えたい事柄』が重要だと思います。
自分は今料理に凝っている、旅と歴史、ゴルフやカメラ、骨董品が大好きなどなど、自分の好み・趣味などに絡めて発信できると、それらの楽しみ自体をさらに濃厚なものにすることもできます。
例えば、投稿するために追加で調べたり、今までの経験を整理したりするので、趣味自体に良い影響をもたらすことが必ずあるはずです。
投稿されている動画を
観てみる
ご自分のチャンネルの顔を決める前にyoutubeでどんなタイトルが投稿されているのか、実際に眺めてみましょう。
検索項目は『料理レシピ』など大雑把な内容にしないで『高知料理』とか『旬の料理』、『一人料理』など、できるだけ細かい内容にした方が参考になろうかと思います。
そして先ほどもご紹介したようにそのチャンネルにも訪問してみましょう。
その際に、次のような項目に注意して見てください。
- 競合する投稿タイトルの多さ
競合が多いとなかなか観てもらえないので、できれば競合相手の少ない方が良いでしょう。多い場合は切り口を考えた方が良いでしょう。 - チャンネル登録者数、視聴回数の多さ
チャンネル登録とは、視聴者がチャンネルを登録しておくことで、そのチャンネルに新しく何か投稿されたら知らせてくれる仕組みです。
動画の右下にあるチャンネル登録というボタンを押すと登録できますので、気に入ったものを登録してみてください。チャンネル登録者数が多い場合はリピーターが多く、そのチャンネルが人気だということです。
競合相手が多くても群を抜いて人気のある動画がありますので、何かヒントをもらえるはずです。
それでは、
チャンネルの顔を決めましょう
①〜③を頭に置きながら、少し時間をとって『とんな顔にするか』十分に考えてyoutubeをスタートしたほうが良いと思います。思いつくままにどんどん書き出して、整理してみると良いです。
どんな内容にするかは個人の考え方次第です。ご自身の経験や趣味などを勘案して決めたらどうでしょうか。
私の場合は、『③自分が伝えたい事柄』を第一に置き、自分が好きなことに絡めて投稿しています。
私は、旅をして風景画を描くことを楽しんでいるので、『風景画の旅』と題して、自作の絵と各地の風景を動画にして投稿しています。
旅のきっかけにしてもらったり、風景画を描くときの参考にしてもらいたいと思っています。自作の絵を観てもらえますしね。🤗
私の動画です
絵画趣味の方がそれほど多くないのはわかっていました。
また『絵画の描き方の実演』のような投稿をしたほうが人気があるようです。
しかし私は、自分が好きなこと、今の自分でできることを優先しています。決して無理をすることもないですし、好きでもないことを、長く続けるのは辛いです。
youtube投稿することで、自分自身がその土地や国のことをさらに知る機会になったり、次の絵のヒントを得たりできるので、絵画制作自体に良い影響をもらえています。とりあえず自己満足しています。
いずれ、絵画制作の実演も投稿できるように、絵画をさらに勉強中です。人生は長い。(笑)
最後に、投稿を始めてからあれこれとチャンネルの方向を変えるのは、出来れば避けたいので、じっくり考えて決めてください。
動画作りや投稿に
必要なアプリや装置
動画制作アプリ
私は動画制作にはアップルのiMovieという無料のアプリを使っています。残念ながら、このアプリは今のところWindowsには対応していません。
私は以前からアップルのパソコン(Macbook Pro)とiPadを使っていたので、どちらにもiMovieがインストールされていました。
私は、iMovieを使ってみて、使いやすいなという感想を持ちました。また、結構いろんなことができるので、見劣りのしない動画を作れます。ネット上の評判も良いようなので、おすすめします。
それにyoutubeにimovieの解説動画が多いのも、おすすめ理由の一つです。
後述しますが、私はこれらの投稿をみて知識を得ることで、動画を制作できるようになりました。
私は、次の組み合わせをおすすめします。
- 動画制作 Macbook Pro
- 動画制作・投稿補助 iPad(またはiPhone)
- カメラ撮影 iPad (またはiPhone)
- データ保存 外付けハードディスク
- アプリ iMovie
動画制作・投稿補助とは何?
動画制作して投稿する際にyoutube動画などの手助けを借りて進めるという意味です。
新しく何かを始める時には手助けがないとすぐに行き詰ってしまいます。しかし最近は、上述のようにyoutubeやgoogleを検索して多くのことを知ることができますので、これを利用しない手はありません。
我々シニアには制作・投稿の補助にはiPadをおすすめします。
携帯(iphoneなど)でもyoutubeを見れますが、画面が小さいので細かい説明には苦労します。また「2台はもったいないので、一台で説明動画を見て離れ、また戻って制作したらいいじゃないか」と思われるかもしれませんが、細かいところは覚えきれないため、かなりイライラします。(笑)
調べ物をしたり、youtube投稿のやり方を見たり、度々こんな使い方をする機会がありますので、ありがたみを理解していただけるはずです。
youtubeの動画を利用して制作します
Macbook Proは必要?
Macbook Proは高いので、iPadでも良いのですが、容量の大きい大量のデータを外付けハードディスクに保存しておく必要があるので、データのやりとりにはパソコン(Macbook Pro)が便利です。
またMacbook ProとiPad(iPhone)はデータを共有することができるので、iPad(iPhone)で撮った写真や動画がMacbookに自動で転送されて大変便利です。
最後に
私はこの組み合わせが使いやすくて良いと思っています。初期投資が必要ですが、投稿自体には全く費用はかかりませんので、いかがでしょうか。
アップルの営業マンではありませんので、ご安心を。🤗
Youtube投稿について、引き続き次のページで解説しています。
”iMovieで出来ること”シニアでも出来るYoutube投稿③
他にもいろんなカテゴリーの投稿をしています。
ホーム画面からご確認ください。