”鋸山アートフェアー”が千葉県富津市のザ・フィッシュと鋸山美術館にて開催!
80名近い作家が参加した、多種多様で見応えのある絵画展です。
12/18まで見れますので、是非とも、南房総への観光がてら会場にお越しください。
私も香川県から訪問してきました。
鋸山アートフェアー in 千葉とは!
鋸山アートフェアーは鋸山美術館が主催する絵画展であり、(株)アートラクションや、私が所属するNACなどが協賛・後援しています。
鋸山アートフェアーは千葉の富津市での開催で、ザ・フィッシュと鋸山美術館が会場になっています。
今回のテーマ
「石と芸術の街・鋸山からアートを発信/アートツーリズムで「まちのにぎわい」を創り出すアーティスト集団による鋸山アートフェアー」
詳しくはこちらから
NACとはNext Art collegeの略称で、アーテイストの集まりです。
NACのことや前回の展覧会については、次のページからご覧ください。
前回は池袋の小規模な会場で開催されましたので、作品サイズや出品数がかなり制限されました。
今回は大型の会場での開催で、小作品から20号クラスまでの多数の作品が展示されています。
自分が出品しておいて恐縮ですが、NACの作品はモティーフや技法がバラエティに富んでおり、しかも力作揃いです。今回は80名ほどのアーティストが出品しています。
作品の購入も可能ですので、南房総への観光がてら是非ともお立ち寄りください。
展示会場のご案内
展示会場は、次のザ・フィッシュと鋸山美術館です。
ザ・フィッシュでの展示
ザ・フィッシュは、南房総の東京湾に面する富津市にあります。
ここはレストランや土産物店、カフェなどがあって、おしゃれな道の駅という感じ。南房総観光の拠点とも言える場所です。
ここのレストランホールに展示されています。
展示時期:10月8日(土)〜12月18日(日)
展示数:100点
作品サイズ:SMサイズから20号クラス
技法:油彩、アクリル、水彩、日本画など様々
会場のザ・フィッシュの詳細は、次から!
鋸山美術館での展示
鋸山美術館は、鋸山の麓の町・富津市金谷にある美術館です。ザ・フィッシュから200mほどのところにあります。
鋸山はかって房州石の産地でした。現在はその産業遺産を生かした観光の町です。
当美術館は2010年にオープンし、「石と芸術」をテーマにした美術館として親しまれています。
展示時期:11月13日(日)〜12月18日(日)
展示作品:選抜された20作品
次のホームページから休日などを確認の上でお出かけください。
一口メモ「房州石と鋸山」
鋸山は火山噴出物が固まった凝灰岩などでできています。
ここの石は美しく加工しやすかったため、江戸時代には建設資材として盛んに切り出されていました。
現在はすでに閉山されており、その役割は大谷石に移っています。
その形がノコギリの歯のように見えることから鋸山と呼ばれています。
近年では山歩きが人気で、こんな素晴らしい景色にも出会えます。ロープウェイもありますよ。
ただし、山歩きをする場合は、要注意です。
ほとんどが急な上り降りですし、足元の悪いところもあります。全部回るには2、3時間かかるでしょう。
ちょっとしたハイキングのつもりで、お出かけください。
ザ・フィッシュでの展示状況
10/6にザ・フィッシュの展示が始まりました。大きな会場でしょ。🤗
私の出品作品
私は今回、2作品を出品しています。どちらもF10号の油彩画です。
もし気にいっていただけるようでしたら、会場にて購入できます。
どちらも展示してある額縁を付けて一点80,000円で購入できますので、ご検討ください。
作品「紅葉の常寂光寺」
京都・嵯峨野は、ご存じのとおり素晴らしい場所です。
春には桜、秋には紅葉、どちらも絵にしたい風景です。
当地は、平安時代には貴族の別荘地であったと言われています。
私のおすすめの一つは「紅葉の常寂光寺」です。
この寺は山の斜面に境内が広がっており、他とは一味違った紅葉を楽しめます。また同時に、その葉影から京都市内の眺望を見通せます。
この絵は雨上がりの光景を絵にしたものです。
作品「紅葉の相撲神社」
この神社は奈良県の「山野辺の道」にあります。
「山野辺の道」は、奈良市と桜井市を結ぶ古道です。
道は山裾を縫うように通っており、道沿いには日本最古と言われる社寺や古墳などが多数点在しています。
まさに万葉の世界と現代が同居するパワースポットです。
その神社の一つである相撲神社は国技・相撲発祥の地とされている場所です。
約2000年前(神話の世界?)に、ここで日本最初の天覧相撲を行ったとのこと。
境内の紅葉が見事でしたので、絵にしました。
私が気になった作品
私の好きな風景画を中心にご紹介させていただきます。
とは言え、様々なモティーフの作品がありますので、是非とも現地にて!
一部で作品名や作家名をメモし忘れましたので、平等に無タイトルで紹介させていただきます。
作品1
これはアルキド樹脂絵の具で描かれた作品です。
この絵の具は『アクリルと油彩の中間のような材料』とのことで、新たな世界観を感じました。
この絵の具はまだ使ったことがありません。水性の絵の具ですが、アクリル絵の具と違って油絵の上に重ね描きもできるとのこと。
ぜひ、試してみたいものです。
作品2(美術館に展示)
NACの講師のお一人・KAZUAKIさんの作品です。
KAZUAKIさんはコンピューターグラッフィックも制作されていますが、これはアクリル画です。
こういう独創的な絵も描いてみたいものです。
作品3
アクリル画です。遠近感と光と影の表現が素晴らしいでしょ。
作品4
額縁に光が反射してやや見えずらくてすみません。
路面の色合いなどが私の好みで、また同じ油彩の作品なので、親近感が湧きました。
光と影の対比がいいですね。
作品5
動物の種類は分かりかねますが、素敵な作品ですね。
2作品を出品されており、もう一つは赤い色調でゾウです。
アクリル画ですが、どのように描いているのか、興味あります。
作品6
日本画の作品で背景には箔が使われていたと思います。
日本画独特の淡い表現に惹かれますね。
作品7/作品8(美術館に展示)
大勢でサッとみたので、細かい情報はありません。
私があまり描かないような絵ですが、なんとなく惹かれました。
最後に
11月にザ・フィッシュにてoff会があり、私も参加してきました。
遠方でもあり参加者はやや少なめでしたが、会場や帰りの車中で濃厚な情報交換ができ、大変楽しいひとときでした。
アートのコミュニティって本当にいいものですね。
Youtubeにも投稿
「風景画の旅」と言うテーマで、国内外の風景と自作絵画を動画にしてご紹介しています。
こちらもお立ち寄りください。お気に入りのモティーフが見つかるかも!
「山野辺の道」編もありますよ。